オタクのミカタ

オタク野郎の雑記

ポケモンGO 歩きスマホをせず、安全にポケモンをゲットできる方法

ポケモンGOがついに配信されましたね。
これで僕たちは晴れて一人のポケモントレーナーとしてマサラタウンにサヨナラバイバイできることになるわけですが、懸念されるのは、歩きながらプレイすることによる事故。
運が悪ければ、マサラタウンにサヨナラバイバイどころか現世からサヨナラバイバイしてしまう危険があるわけです。

僕は今日大学に行きましたが、構内にはおびただしいほどのポケモントレーナーがいました。中には階段を上がってる途中もプレイしていて、足を滑らせて落ちてしまった人の姿も。それだけじゃなくて自転車に乗りながらとか、歩きながらプレイしてて無関係な第三者に怪我を負わせてしまう可能性はなきにしもあらず。

別にその人が怪我しても自業自得で済みますが、ポケモントレーナー以外の人を巻き込むのはよくないことですよね。最悪、怪我をさせてしまって莫大な損害請求をされてしまい、リアルで目の前が真っ暗になってしまう可能性もあります。

なら、どうすればそれを防げるのか。
安全に、かつ楽しいポケモントレーナーライフを送ることができるのか。
僕は一つの方法を提唱したい。



ずばりそれは‥




イヤホンをつけるということです。



どういうことかと言いますと、ポケモンGOにはBGMが流れていて、ポケモンが出現した際には効果音が鳴るんですね。
なので、画面をみていなくても、イヤホンをつけていればポケモンが出現したときには効果音で分かるようになってるんです。
聴覚を失うのはそれはそれで危険ですが、画面に釘付けになっているよりはずっと安全です。
少なくとも、迫ってきている車とか、人の流れは把握できるわけですから。

よって、イヤホンをつけておいて、ポケモンが出現した効果音が鳴ったときは立ち止まり、それからゆっくりとゲットすれば比較的安全と言えるのではないでしょうか。
とはいえ、自転車に乗りながらイヤホンをつけることは禁止されていますので、そこのところは注意しましょう。

人の優しさはくしゃみの大きさで測れる

 僕はくしゃみの音が小さいほうです。

 一般的なくしゃみの音が「へっくしゅん!」だとすると、僕のくしゃみは「くちゅんっ」といった具合です。小鳥のさえずりのようですね。

 それは元来の大きさというわけではなくて、「あ、これくしゃみでそうだな」と思った瞬間に音量を抑えているわけです。

 だって、家ならともかく、公共の場で大きなくしゃみをすると、周りに迷惑をかけちゃうかもでしょ?

 しかし電車に乗っていたり、大学の講義室にいると、ときたま、くしゃみの音がものすごく大きい人がいます。

 

「ぶえっくしゅん! オーライ!!!」

 

 場は一瞬、静まり返ります。

 そして周りの人々はその発生源に目を向けます。

 けれど、その発生源の人は何でもない表情をしていることが多い。

 そんな光景を目にするたびに、僕は思うわけです。

 

 え? なに、ここで大声コンテストしてんの?

 唾のしぶきをどこまで飛ばせるとか?

 じゃないとしたら、なんでこんな大声でくしゃみすんの? くしゃみを自己表現の場とでも履き違えてるの?

 

 そういう人たちって、きっと、毎日を楽しく生きている人だと思います。だって他人に気を遣うってことを知らないから。

 

 世の中は、わがままに生きる人には生きやすい。

 反面、電車でくしゃみをするとき、「ここで大声を出したら迷惑がかかるな……」と抑えながらするような人には生きずらい。

 

 僕は声を殺してくしゃみをする人を見たとき「あ、この人とは仲良くなれそうだな」とほほえましい気持ちになります。

 こういう人は場の空気を読めて、女性に道路側を歩かせないようにして、スーパーの駐輪場でドミノ倒しをしてしまったおばあちゃんと目があったら、面倒くさいなと思いつつも手伝ってあげるんだろうな、と。

 

 逆にこれでもかというほど大声でくしゃみをする人を見たとき、「この人とは仲良くなれなさそうだな」と思います。

 こういう人は場の空気が読めないで、家では娘がいても平気で屁をこくし、道にガムやたばこは捨てるし、学生時代のクラス内カーストでいえば、中位から上にはいただろうなと。

 

 僕はくしゃみを大声でする人を見るたびに、「なんでこいつらはこんなに気持ちよさそうにくしゃみをするんだ。こっちは嫌な思いをする一方なのに。よし、今度自分がくしゃみをするときには思いっきり音を出してやるぞ! 他の人の目なんて気にせずに自由きままにやってやるぞ!」と決意します。

 

 けれど実際、鼻がむずむずしてきて、いざくしゃみが出る、という段階になると反射的に口元に手をあて、お腹に力を入れて、「くちゅんっ」と音を殺してしまいます。

 僕は自由にはなれない。どうしたって人の目を気にしてしまう。

 

 くしゃみを自分勝手にする人は、嫌いです。

 でも同時に僕は、そんな人にあこがれているのです。

 彼らのように自由に、無神経に、何にも縛られずに生きていきたいと。

 そう願いながら今日も、僕は「くちゅんっ」と小さな声を洩らすのです。

 

なぜアイドルアニメの主人公はみんな同じ性格なのか

 

 今季からラブライブの新作、ラブライブサンシャインが始まっておりますが、主人公の高海千歌を見たときに、僕はまずこう思いました。

 

 まーたこういうタイプの主人公か

 

 だいたい、アイドルアニメの主人公って皆似たような感じじゃないですか。

 素直で真面目、普通の女の子。

 やる気! 元気! いわき! みたいに明るくてポジティブ。

 アイマス然り、ラブライブ然り、アイカツしかり。

 

 皆さんも一度は思ったことがあるかもしれません。

 なんでどいつもこいつも同じようなタイプなんじゃ?

 ラノベ主人公でももうちょっと多様性あるぞと(ただしCV松岡)

 

 けどね、これってそうせざるを得ない面があると思うんです。

 つまり、アイドルアニメの主人公は、明るくて元気で、前向きでポジティブな子じゃないといけないという理由が。

 暗くて陰気で、お天道様の下を歩くこともままならないような引きこもりボトラーではいけない理由が。

 

 アイドルアニメの基本的な物語の構造って、ビルディングスロマン(成長物語)なわけですよ。

 これはアニメだけじゃなく、AKB48ももいろクローバーZのような実在のアイドルにも言えることかもしれませんが。

 なので作り手としては、視聴者の人にアイドルに感情移入してもらって、その子が成長していく過程を見守ってもらわないといけない。この子はわしらが育てた、と思ってもらわないといけない。

 ってことは必然的に芸能界である程度のポジションにいる子より、まだ芸能界に触れたこともなかったり、駆け出しだったり、そういうポジションにいる子を主人公に据えないといけないことになります。

 もう芸能界である程度の成功を収めて、未成年にも関わらずたばこを吸って謹慎処分になったり、不倫してクローゼットでセックスするようなアイドルに視聴者は感情移入できないでしょう。

 

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 (現場への移動中にヤニを吸ってるようなアイドル、応援したいと思います?) 

 

 それで、そういう子を主人公に据えたならば、素直で前向きな性格でないとスムーズに話が進んでいきません。

 引きこもりで陰鬱、ボトラーで、アイドルとして駆け上がる以前に部屋から出ることを目標とする女の子が主人公だったらば、まず社会復帰するのにワンクールはゆうに使うことになるでしょう。

 

 ところで日本と韓国では人気になるアイドルの条件が違うそうで。

 韓国では、歌もダンスもできる、完璧なアイドルが人気になる一方で、日本ではそのような完璧性は求められていない。

 歌もダンスもできない、不完全なアイドルのほうが人気が出るそうです。

 ただ一方的に受け手になるのではなく、応援しがいのある――わしが育てたといえるようなアイドルが好まれるのですね。

 相互性が求められているというわけです。

 

 ということで、アイドルアニメの主人公がみな同じ性格なのは、視聴者の感情移入を促しやすいからじゃないかというのが僕の結論です。

 アイドルとして一つの時代を築き上げた子が落ちぶれ、次の世代のアイドルたちをひたすら陰湿にいびり倒す――なんて話、好まれないでしょうし(僕としては少し見てみたくもありますが)

 

 アイドルアニメっていうのは、だいたい構造は同じなんですよね。

 アイドルに憧れる素直で普通の女の子が、仲間といっしょに努力をして、きらきら輝いてめでたしめでたしみたいな。

 王道だからこそ、売れるのでしょう。

 黄金の方程式ってやつです。

 

 その点で一つ、個人的に気になっていることがありまして。

 次クールから始まるアニメに「ガーリッシュナンバー」というのがありまして。

  「やはり俺の青春ラブコメは間違っている」の作者が原作で、新人の女声優が主人公の話なんですが、その女声優がめちゃくちゃひねくれてるんですね。

 性格が悪いというか、悪態をつきまくるというか。

 ラノベアニメはクソ! みたいなことを内心で吐きまくるわけです。

 

 で、僕が思うのは、声優って、今はアイドルみたいじゃないですか。クリスマスにはブログの監視とかされてますし。処女性とかも重要らしいですし。

 ってことはですよ、新人女声優が主人公のアニメってのは、実質的にアイドルアニメのようなもののわけです。

 その主人公が性格悪くて、ひねくれ者。

 割とアイドルアニメものの禁忌を破っているわけです。

 「やはり俺の青春ラブコメは間違っている」の主人公は男で、そのひねくれっぷりとぼっちっぷりが人気を博したそうですが、それは男だからで、新人女声優が同じようなことをして視聴者に受け入れられるのか。

 はっきり言って、アニオタはアイドル以上に声優を神聖化しているわけです。

 それを「ガーリッシュナンバー」は壊しにかかっている。

 果たしてその手法は斬新と受け入れられるのか、四次元殺法コンビのAAのように先人が思いついたけどあえてやらなかったことなのか。

 結果が出るのは、次クールのアニメが始まってからです。

 

 僕はたぶん、「ガーリッシュナンバー」は受けないと思います。

 アイドルアニメの主人公が同じ性格なのには確固とした理由があり、それはこの上なく間違ってはいないからです。

 素直で、明るくて、前向き。

 汚いところなんて少しもなくて、仲間思い。

 僕たちはアイドル(声優)に、そういった理想を抱いているからです。